疲れたのか、ご飯を食べて少しゴロゴロしていた我が子がそのまま寝入ってしまった今日。
横向きでほっぺたに手のひらをぺったりつけて寝ていた。
赤ちゃんの頃から変わらない寝相。
もっと言うと、お腹の中にいる時から変わらない(検診時に3D画像で見せてもらった)
そしてすやすやと寝息を立てる寝顔も、赤ちゃんの頃と変わらない。
本当なんだ、と思った私。
寝相と寝顔は、子どもの頃から変わらなくて、本当に可愛いな、って、父から何度が言われたことがあったこと。
そっか、、こんな風に、父は寝ている私を見ていたんだ。
当時それを聞いて、実は心の中ではやめてくれ〜と思っていた。
無防備な姿を晒したくなかったから。寝ている隙に寝顔を見るなんて、なんてキモいの!(父、ごめん)って、思っていた。
(でも冷静に考えれば、親なのだから、赤ちゃんでまさに無防備な私のお世話をずっとしてきているのだけどね笑)
今、子どもの寝顔を見て、とっても幸せな気分でいる私がいる。
大変な乳幼児のあの頃を思い出して、でもそれもとても懐かしくて。
もう、二度と戻れないから、心の中で結晶となっていつまでも仕舞われている思い出のかけらだ。
あぁ、そうか。
あの時の父も、きっとこんな気分で、とても嬉しかったのかもしれないね。
そう思った時、じんわりときて、胸の辺りが少しほころんだ気がした。
私のことを、愛してくれて、大切にしてくれた、お父さん。
生きてて、生まれて、良かったんだ、の結び目がまた一つ、増えた。
なぜ、こんな風に思ってきたのかといえば、自分のことを責める気持ちがまだ残っているからだろうな。
いいお姉ちゃんじゃなかった、いい娘じゃなかった、って。。
お父さんも私もまだ生きているから、これからがあるはずなのに、
この先も決まっているような、この自分に対しての固定観念がある限り本当の自由は手に入らないのがわかる。
今日は一つ、愛のかけらを子どものお陰で気がつけた日。