A miracle in an ordinary life.

ヨガを生きる。

夢の背後。枕元の情報がこれからの風景を描く

一段と寒さが増した今日。夢の話。

 

 

寝る時ベッドには当たり前のスマホを持ち込んでいる毎日。

ヨガの哲学を学んでいた日々、よく教えてもらったことは、

「見たこと、聞いたことでその人の思考や意識がつくられる。だから触れる情報には注意を払わなければならない」ということだった。

肉体に例えればとてもわかりやすいこと。

食べたもので、その肉体がつくられるように、人の思考は普段、例えば、どんな音楽を聴いているかとか、どんな話を聞いているかなどで変わってくる、ということ。

当初は意外とその教えが受け入れられずにいた私だったけれど、今、それはストンと腑に落ちている。

なぜって、寝る直前に観ていたもの、聴いていたものが如実に夢として現れてくるから笑

 

昨夜は久しぶり、芥川龍之介の文学作品の朗読動画を聴きながら寝入ったら

今朝はとても難しい言葉を使うイメージがあって、目覚めが少し苦しかったし笑

また別の日は、

ネットに広告に出てくる漫画の無料分だけを読んで寝て、

その日の夢は旦那と離婚をする!と宣言する夢だったのだ笑

(そう、内容は夫に虐げられた妻が逆襲するというストーリー笑)

 

そんなふうに、実は普段何気なく触れている情報を取り入れ、咀嚼し、自分を形作っているのだ。

これが一回であれば、こうやって気がつくよ。

それが毎日続いて、何年も続けば…

触れる情報で思考が作られ、いつの間にか染まっていく。

ネットがある昨今は、観たい情報、聴きたい情報だけを集められるし、更にその情報はどんどんアルゴリズムで集まってくる。

 

(余談)

→じゃあ、それって、自分って言えるの?

だって、それ、全部、さまざまな情報の組み合わせじゃない?

じゃあさ、今まで自分って思っていたものって何?

そもそも自分って、、、なに、、?

(という方向に進むのがヨガ哲学です。)

 

だから、毎日どんな情報に触れるか、とても大事。

人間は昔からこの特性を使って生きてきた。

この特性を使えば、人生をよりよくクリエイトすることができるから。